その名の通り、お好み焼きの生地がふわふわしていて、独特です。それこそ、生地を小手で切ると生地が崩れてしまうくらいの柔らかさです。
この日も予約でいっぱいの様子。明石焼き風のダシで食べるお好み焼きもありましたが、モール的にはこてこてのソースで食べるお好み焼きがやはり好み、と再確認した日でした。
今日は、ミセスモールのご友人がたと、もんじゃ焼きを食べに恵比寿駅西口のハッピー工場へ。
濁音、つまり、「濁った音」(にごったおと)だなんて、そもそも誰が名づけたのだろう。清音、つまり「清い音」(きよいおと)と比べると濁音は、その名づけ方からして不当に迫害されているような気もする。けれど、正統派とは異なるアウトローの香りがしてミスターモール的には、イコゴチの良い響きを感じる。中でも、「バ行の音」は、人をひきつける何かがあるみたいだ。
何かと物価の高いこのエリア、理髪代も例外ではない。このあたりだと、大体、6300円(税込)が相場みたいだ。ミスターモールが通っているところは、ちょっと安くて5775円だが、髪型に極めて強いこだわりがあるわけでは無く、先端のファッショントレンドを特に気にしない人間にとっては、「ちょっと高いなあ」なのだ。学生時代から10年近く通っていた神保町の美容室の3000円ちょっとという値段が、自分のスタンダードになっているのかもしれない。
飲食店の競争が激しいこの恵比寿では、店の入れ替わりがとても頻繁だ。6ヶ月くらいであっさりと店仕舞いしてしまう店もあれば、業態を変えながらしぶとく生き延びようとする店もある。テレビや雑誌で紹介されるようなレストランが密集しているから、ちょっとやそっとでは生きていけないのだ。