2007年11月4日日曜日

GAZEBO

濁音、つまり、「濁った音」(にごったおと)だなんて、そもそも誰が名づけたのだろう。清音、つまり「清い音」(きよいおと)と比べると濁音は、その名づけ方からして不当に迫害されているような気もする。けれど、正統派とは異なるアウトローの香りがしてミスターモール的には、イコゴチの良い響きを感じる。中でも、「バ行の音」は、人をひきつける何かがあるみたいだ。

ここ、「GAZEBO CAFE」(ガゼボカフェ)も、そんなイコゴチの良い響きを持ったカフェのひとつだ。決して掃除の行き届いた店内とはいえないけれど、そこには人を落ち着かせる何かが宿っている。店名も、つい声に出して呼びたくなってしまう。なかなか濁音3文字からなる店名を思いつけるものでもないし、ちゃんと「バ行の音」も入っている。 名付け親は、何者なのだろうか?

ここのお勧めは、フレンチフライだ。チーズソースをプラスさせると、とてもおいしい。カロリー過多とは思いつつ、そのおいしさとボリュームに負けて、ついつい注文してしまう。

いつも夜遅くまで賑わっているGAZEBOは、今後も恵比寿を代表するカフェの一つとして存在し続けるのだろう。

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