以前、GEが三菱重工を特許侵害で訴えた(正確には訴訟とは違いますが)という記事を書きました。
その記事の時は、ちょうど三菱重工の特許侵害が認定された直後のことでしたから、三菱重工の風車は、あわや、米国に輸入できなくなってしまうのか?三重さん(「みつじゅう」です。「みえ」ではありません)、大変ですね、という論調でした。
しかしながら、最近、この決定が覆されて、やっぱり特許侵害は無かったね、三重さんお疲れ様、良かったね、ということになったようです(参考記事)。
GEっていうのは米国が世界に誇るゼネラル・エレクトリック社ですから、そこにアメリカで提訴されて、特許侵害の初期決定まで出されながら、屈せず頑張ったというのは、三重さん、なかなか骨があるようです。
しかし、ちょっと調べてみると、GEと三重さんは、2006年に提携しているようなんですね(参考記事)。
上記提訴は、2008年ですから、提携関係にありながら、もしくは、ついこの間まで提携関係にあった関係ながら、GEは、さくっと提携相手を提訴してしまったことになります。
ここからは、あくまでも想像ですが、提携してお互いの技術を知るようになって、GEが自社の特許を三重が使用していると信じ、三重さんに特許の支払いを要求したのではないでしょうか?
それもべらぼうに高い値段を。
ライセンス交渉は、頓挫。
そして、提訴。
そんなところでしょうか?
本当のところは良く分かりません。
昨年秋に、GEはさらに米国で訴訟を提起した模様。
こっちの訴訟はどうなるのかな?
GEって怖いなあ。
提携って怖いなあ。
提携していなければ、風車の特許侵害なんて気付かなかったと思うんですよね。
提携関係が終わった後、すなわち、良好関係が無くなった後のことも考えてから、提携の話をしないと、思わぬ火傷をするということでしょうか。
経営は簡単ではないなあ。
2010年1月31日日曜日
2010年1月17日日曜日
レザンファンギャテ




Les enfants gates、無邪気な子供たちが騒いでいる様を表しているとか、転じて、無邪気なシェフの自由な料理を楽しんで下さい、との主旨でしょうか。
何しろテリーヌが美しい。
サーモンなどをあしらった前菜のテリーヌ。
20種以上の野菜から構成されるベジタブルのテリーヌが特に美しい。
2週間以上熟成させたというシェフ自慢のテリーヌは、肉の旨味が凝縮。
霜降り和牛は、日本人好みに調理されていて、「にくにくしすぎず」、美味い。
洋ナシなどを用いたデザートのテリーヌも良かった。やっぱり果物は良いですね。
ソムリエの方が、鳩山首相に激似というプチ楽しみもあります。
さすが星を取るだけのことはありますね。
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